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SPSSにおける欠損値のあるデータを削除する関数 [SPSS関数]

あまりにも更新が滞っているので,小技シリーズで書きます.

amosではデータに空白の欠損値があると適合度指標が表示できないように,分析に際して欠損値データを削除しなければならないことがあります.サンプル数が多い場合,いちいち検索をかけて削除するのは大変です.そのような場合“NMISS関数”を使うと便利です.

■NMISS関数の使いかた(事前に操作前のデータを保存しておきましょう)
1) 「データ」から「ケースの選択」を選択
2)「ケースの選択」で「選択されなかったケース」の「削除」
*amosなど他のソフトでデータを使う場合,「分析から除外」だと欠損値が処理されてない状態と認識されてしまいます.
3)「IF条件が満たされるケース」の関数から「NMISS」を選択
4)NMISS関数を「NMISS(変数名①,変数名②)=0」と括弧の中に変数名,その後に「=0」をつける
*2つ以上の変数に適用する場合は間に「,」(カンマ)を入れる.
5)「続行」→「OK」


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Takao

freakさま

イギリス留学中のTakaoと申します。

日本のマニュアルやインターネット上の情報を素にSPSS、AMOSと格闘中です。

今回の関数のご紹介。
ありがとうございました。
0と指定した欠損値のみ取り除かれるのか?心配でしたが指定した欠損地の値が全て取り除かれています。

このブログ無しに自分では解決不能で、きっと手作業で作業をしていたと思います。

今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


by Takao (2009-02-13 00:45) 

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